マレーシアにはフラッグキャリアであるマレーシア航空、大規模に展開しているエアアジアなど、さまざまな航空会社があり、国内線から国際線まで幅広いネットワークを展開しています。この記事では、それぞれの航空会社の特徴、就航路線などを簡単にご紹介します。
マレーシア航空(Malaysia Airlines)
• コード: IATA: MH / ICAO: MAS
• ハブ空港: クアラルンプール国際空港(KLIA)
• 路線網:
国内の主要都市(クアラルンプール、ペナン、コタキナバル、クチンなど)からアジア、ヨーロッパ、オセアニア、中東までを網羅しています。
日本との間は、クアラルンプール=成田、クアラルンプール=関西に就航していて、2025年2月からは週2便でコタキナバル=羽田に就航する計画があります。
• 特徴:
マレーシア航空は国のフラッグキャリアで、手厚いサービスと信頼性の高い運航を提供しています。また、ワンワールドアライアンスのメンバーで、世界中の航空会社との連携が可能です。
エアアジア(AirAsia)
• コード: IATA: AK / ICAO: AXM
• ハブ空港: クアラルンプール国際空港第2ターミナル(KLIA2)
• 路線網:
アジア地域を中心に、オーストラリアや中東などへの路線を展開しています。
• 特徴:
アジアを代表する格安航空会社(LCC)で、リーズナブルな料金と利便性の高い予約システムが魅力です。短距離から長距離まで、多くの旅行者に利用されています。LCCなので、機内預け入れ荷物その他の料金が追加でかかったりします。機内持ち込み荷物は7kgの制限がありますが、最近はこれに厳しくなったという声も多く聞かれます。
エアアジアX(AirAsia X)
• コード: IATA: D7 / ICAO: XAX
• ハブ空港: クアラルンプール国際空港第2ターミナル(KLIA2)
• 路線網:
中長距離フライトを専門とし、アジア、オセアニア、中東の主要都市に就航しています。
日本との間は、クアラルンプール=羽田、クアラルンプール=関西に就航していて、季節や時期によっては、コタキナバル=成田やクアラルンプール=新千歳などに飛ぶことがあります。
• 特徴:
エアアジアの中長距離便に特化した航空会社で、手頃な価格で快適なフライトを提供しています。
バティックエア・マレーシア(Batik Air Malaysia)
• コード: IATA: OD / ICAO: MXD
• ハブ空港: クアラルンプール国際空港(KLIA)
• 路線網:
国内線のほか、インドネシア、タイ、インド、オーストラリアなどの国際線を運航しています。
日本との間は、クアラルンプール=成田に就航しています。
• 特徴:
フルサービスの航空会社で、機内食やエンターテインメントなどのサービスを提供しています。
ファイアフライ(Firefly)
• コード: IATA: FY / ICAO: FFM
• ハブ空港: ペナン国際空港、スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(スバン空港)
• 路線網:
マレーシア国内やシンガポール、インドネシアへの短距離路線を運航しています。
• 特徴:
地域航空会社として、小型機を使用し、地方都市への便利なアクセスを提供しています。
マスウィングス(MASwings)
• コード: IATA: MY / ICAO: MWG
• ハブ空港: コタキナバル国際空港、ミリ空港
• 路線網:
ボルネオ島内の都市間やインドネシア、ブルネイへの路線を運航しています。
• 特徴:
地域航空会社として、離島や僻地への交通手段を提供しており、観光客や地元の人々にとって重要な役割を果たしています。
ベルジャヤ・エア(Berjaya Air)
• コード: IATA: J8 / ICAO: BVT
• ハブ空港: スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(スバン空港)
• 路線網:
リゾート地へのチャーター便を中心に運航しており、ティオマン島やパングコール島などの人気リゾート地を結んでいます。
• 特徴:
高級リゾートへのアクセスを専門とするチャーター航空会社です。季節などによって運行していない時期もあるので、利用しようとするときは事前に確認が必要です。
ラヤ・エアウェイズ(Raya Airways)
• コード: IATA: TH / ICAO: RMY
• ハブ空港: スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(スバン空港)
• 路線網:
貨物輸送に特化しており、マレーシア国内および東南アジア地域への輸送サービスを提供しています。
• 特徴:
貨物輸送の分野で信頼性の高いサービスを展開しています。貨物輸送の航空会社なので乗客は乗ることができません。
マレーシアの航空会社は、多様な選択肢があり、それぞれの会社が特徴あるサービスを提供しています。国内旅行から国際旅行まで、用途や予算に応じて利用できる航空会社が揃っています。ぜひ、次の旅行や移動の際に参考にしてください!
コメント