CIMB銀行は、マレーシアを代表する大手銀行のひとつで、個人から法人まで幅広い金融サービスを提供しています。
もともとはマレーシアの小規模な銀行から発展し、現在では東南アジアを中心に国際的に展開しており、特にシンガポール、タイ、インドネシアでも存在感を持っています。
個人向けには普通預金・定期預金・住宅ローン・クレジットカードといった基本的なサービスから、オンラインバンキング「CIMB Clicks」による便利な取引まで幅広く対応しています。
ATMや支店網も国内で非常に充実しており、日常生活での利便性は抜群です。外国人でも就労ビザや長期滞在ビザがあれば口座開設が可能で、マレーシア在住の日本人にも利用者が多い銀行です。信頼性が高く、利便性と国際的なネットワークを兼ね備えた金融機関として選ばれています。
CIMB銀行を選択するポイント
- マレーシア大手銀行のひとつで信頼性が高い
- ATM台数が多く、現金引き出しが便利
- オンラインバンキング・モバイルアプリが充実
- 外国人でも比較的口座開設しやすい
口座開設の流れ
- 支店に行く
マレーシア各地にあるCIMB支店で口座開設が可能です。外国人の場合は、外国人対応が慣れている都市部の支店(クアラルンプールやペナンなど)を選ぶと安心です。 - カウンターで「口座開設希望」の旨を伝える
「I’d like to open a bank account」などと言えばOKです。 - 書類の提出
必要書類を揃えて担当者に渡します。 - 申込用紙の記入・署名
名前、住所、電話番号、その他必要事項を記入します。 - 初回入金(デポジット)
一般的に100~500リンギット程度をその場で入金します。 - デビットカードの受け取り
その場または数日後にカードを受け取れます。PINコードも同時に設定します。 - オンラインバンキング登録
口座開設完了後、CIMB Clicks(オンラインバンキング)の利用登録が可能です。
必要書類
外国人がCIMB銀行で口座を開設する場合、一般的に以下が必要です。
- パスポート(有効期限6か月以上)
- マレーシア滞在ビザ(Employment Pass、MM2H、Student Passなど)
- マレーシアの住所証明(賃貸契約書や光熱費の請求書など)
- 現地電話番号
- 最低預入額(100リンギット程度~)
※短期滞在(観光ビザ)のみでは、原則として口座開設はできません。
口座の種類
CIMB銀行では、外国人でも利用しやすい以下の口座が一般的です。
- Saving Account(普通預金口座)
給与受け取りや日常の支払いに利用可能。デビットカード付き。 - Current Account(当座預金口座)
小切手帳が必要な場合はこちら。ただし開設条件がやや厳しめです。 - Fixed Deposit(定期預金)
一定期間の預け入れで利息を得られる。USDやSGDなど外貨対応の商品もあります。
注意点
- 銀行によっては「就労ビザが必要」と言われる場合があります。支店や担当者ごとに対応が異なるため、複数の支店で確認するとスムーズです。
- 住所証明としてAirbnbなど短期賃貸の契約書は不可の場合が多いです。
- オンラインバンキング「CIMB Clicks」は利便性が高いですが、登録時にSMS OTP(ワンタイムパスワード)が必要なため、現地SIMカードが必須です。
CIMB銀行はマレーシアで生活する日本人にとって、とても使いやすい銀行のひとつです。必要書類を揃えて支店に行けば、通常1時間ほどで口座を開設できます。特に、就労ビザやMM2Hビザをお持ちの方にはおすすめの銀行のひとつです。
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